設定を伝える技術
思いついたら追記していきます。
設定を伝える際に避けたいこと
- 読み手にとって負担やハードルになる
- 面白くなくなる、テンポが悪くなる
- 設定から先が読めてつまらなくなる
メタ
- 舞台を学校にするなど、想定読者に対してもっとも説明量が少なくすむ設定にする(常識利用)
- 説明する前に自分の考えを整理する
- 自分の中でよくこなれている考えや、精通した事柄をテーマにする
基本
- 分散させて書く(小分け)
- 画で見せる(絵解き)
- ルール説明より先にゲームを始めてしまう(ロールプレイ)
- キャラの情報弱者化
- 説明を受ける役目の、知識の少ないキャラを出す
- 主要キャラの知識量を少なくしておく。子ども、旅行者、転校生など
汎用
- 面白さにつなげる
- 面白さ添加
- 本筋と関係ない面白さ(水着姿の美人とか)でフォローしながら説明する(別要素添加)
- 情報の価値をつり上げる
- 現実社会で役立つ情報をそのまま設定にしたり、設定にからめる(現実リンク)
- 話が面白くなった所で出す(読み手の許容量増大)
- 劇中で知ってる人が偉い化
- 「クイズ化」の後、あからさまに間違った答えで一笑い取った後で説明する
- 「君はそんな事もしらないのかね?」と屈辱を感じさせてから説明する
- 「まあ、まだそんな事もご存じないの?」(劇中で知らないとマズい化)
- 読み手負担減
- 博士など、毎回まとまった情報を語るキャラを出す(パターン化による読み手負担減)
- 情報圧縮
- 作中の手紙・記事・テレビのアナウンス・図説など、会話よりもまとまった情報として出す(劇中情報化)
- 定番のストーリーパターンが行われた事を臭わして省く(ストーリー情報圧縮)
- 先生など、まとまった情報を語ってもおかしくないキャラを出す(キャラによる情報濃縮)
応用
- ケンカをしているキャラ両者の言い分の中で、論点として出す(争点化)
- 過剰な戦闘シーンなどの間として説明ゴマを入れる(水入り化)
- 自分で自分の必殺技などを説明することで「見得」を切ったようにする(自己実況)