2015-01-01から1年間の記事一覧

髪の房

髪の房はたばねた筆先のように、中程を太く描く。 根本を広くして中ほどを太くしない場合、ぺらぺらした平たい髪の束にみえる。

絵の情報量

では、たとえば「リアルな絵」はどちらに帰属するだろう。最初は「気になる絵」だ。他者の作品よりも特にリアルで際立っていれば、それは「気になる」という点で良い絵なのだ。しかし人はさらにリアルな世界に生きており、情報量の多い絵も(それが読み続け…

良い絵

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)作者: 荒木飛呂彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/04/17メディア: 新書この商品を含むブログ (33件) を見る「荒木飛呂彦の漫画術」の中で特に感銘を受けたのはp23からの内容、「絵柄はどんなものが魅力的か」だ。わざわ…

萌え漫画の中で面長・細面のヒロインを描くには

萌える顔の長さの限界 - QFMの漫画技法メモの続きのような話。萌え要素がある漫画では、キャラを頭でっかちに描く技法が一般的で、頭でっかちにすればするほど萌え効果は大きい*1。逆に顔を面長に描くと、顔部分の面積が大きくなり、相対的に頭が小さくなる…