思いついたコツやポイント3・作中書物で情報圧縮

登場人物が話したりするにはちょっと長い説明が必要だな……というとき、その情報を作中に書物の形で出してやると、コマの節約ができる。
セリフにすると不自然すぎる「非常にまとまった考えや感情」も、その人が書いた手紙やメモという形で出してやると自然になる。
煩雑な設定も、作中にポスター・新聞・チラシ・ウェブサイト等を出したり、それを登場人物が読み上げる形で一気に説明してしまえる。口語文では言わないような単語や、簡略な言い回しが使えるのも魅力。
よく考えるとこれの応用である「突然ニュースが流れてアナウンサーが事態の進展が分かるニュースを読み上げる」というパターンは、説明だけでなくドラマの展開までできてしまって便利。でも、効果的がゆえにあまりにも使われてしまって陳腐。ご都合主義だしね。