ミッドポイントを超えてからのストーリー変更

連載のように前からストーリーを書いていくとき、ミッドポイントを超えたらもう、ストーリーは変更しない方がいい。
変えようとすると整合性がとれなくなったり、テーマがあやふやになったりするからだ。


例えば、決定的な問題を起こす人物が登場してしまった後で、ストーリーを変更するとする。このとき、

  1. 実は物語はミッドポイントを超えておらず、決定的な問題を起こすと見られた人物は、助力者だったり判定者だったり、別の役割を与えられて退場する。
  2. 別の問題(テーマ)が登場し、解決する
  3. 進行中のすべてのプロットにおいて、破綻がないようにする。

といった対処が必要だ。物語を作った経験があればわかるだろうが、下手をすればまるまる話を作り直すくらいの労力が必要になる。

よほどのことがない限り、ミッドポイントを超えたら話を変えないことだ。